春～初夏の花の名所特集！福島県浜通りのおすすめスポット5選

福島県浜通りは、春から初夏にかけて美しい花が咲き誇る名所が数多くあります。
今回は、春から初夏の花が楽しめる福島県浜通りのおすすめスポットを5つご紹介します。訪れた際には、息をのむような景色や花々の香りに包まれた素晴らしい時間を過ごしてみてください。

南相馬市原町区萱浜の「なの花めいろ」 – 一面に広がる菜の花の絨毯

開花時期: 4月下旬から5月初旬

南相馬市原町区萱浜にある「なの花めいろ」は、福島県南相馬市を中心に活動するボランティア団体が毎年GW頃に行うイベントです。
このイベントは津波で一度は全てを無くしてしまったこの場所を、少しでも明るくしたい。見に来た子供達が喜んだり、笑顔になれるような場所にしたいという思いで震災の2年後2013年から始まりました。
ボランティアの方たちが協力して作られた菜の花迷路の広さはなんと約11ヘクタール。一面に広がる菜の花の美しい絨毯が楽しめます。菜の花迷路を散策しながら、春の訪れを感じることができるスポットです。

葛尾村の「クリムゾンクローバー」 – 深紅の花が鮮やか

開花時期: 5月中旬から下旬

葛尾村では、５月中旬~下旬にかけてクリムゾンクローバーという鮮やかな深紅の花が様々な圃場に咲きます。福島第一原発の事故によって荒れてしまった圃場の地力回復を図ることを目的に植えられたこちらの花ですが、見ごろを迎えると圃場全体に赤い絨毯が敷かれたような圧巻の光景が拡がります。

いわき市フラワーセンターの「バラ」 – 色とりどりのバラが楽しめる

開花時期：5月下旬~6月上旬

いわき市フラワーセンターでは、さまざまな品種のバラが楽しめます。
センター内では他にも多種多様な花が植えられているだけでなく、季節ごとにイベントも開催されているので、家族連れにもおすすめです。

南相馬市小高区の「横田のバラ園」 – バラの花が咲き乱れる

開花時期：5月下旬~6月上旬

南相馬市小高区にある横田のバラ園。元々は農家だった横田さんが福島第一原発事故により荒れ果てた農地をを守りたい、農作物が厳しいなら、人々に見て楽しんでほしいという思いからバラの植え付けが始まりました。現在は約2000本の多種多様なバラが咲き乱れ、訪れた方達を楽しませています。バラの香りに包まれながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

大熊町坂下ダムの「紫陽花」 – 初夏の風物詩

見頃：6月中旬〜7月上旬

大熊町坂下ダム周辺には、美しい紫陽花が咲き誇ります。初夏に訪れると、紫陽花がダムを彩り、絶景を楽しむことができます。