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震災から13年—追悼と復興の灯りを巡る3月のイベントガイド

時が経ち、季節は巡るも、あの日の記憶は色褪せることなく、私たちの心に深く刻まれています。
東日本大震災から13年—困難を乗り越え、歩み続ける浜通りの地で、3月には追悼と復興を祈る様々なイベントが催されます。
今回の特集では、震災の記憶を次世代に伝え、復興への絆を深めるためのイベントをご紹介します。
静かな祈りから活気ある交流まで、この3月に訪れるべき場所とともに、震災からの学びと浜通りの未来を感じてみてください。

双葉町「ただいま、おかえり 双葉まちキャンドルナイト」

2022年8月末に双葉町の避難指示が一部解除され、住民の帰還が始まった日に双葉駅前で行われたキャンドルナイト。2022年から継続して行われているこのイベントですが今年も開催されます。
キャンドルの優しい光が夜の双葉町を包み込みます。
当日も来場者からのメッセージを受け付けているので、あなたの想いが双葉町の夜空を明るしてくれるでしょう。

日時2024年3月10日(日)、11日(月) 両日17:30〜 ※点灯式は3月10日のみ17:30から
会場双葉駅東口広場
入場料無料
共催一般社団法人LOVE FOR NIPPON、一般社団法人日本キャンドル協会、双葉町
協力一般社団法人ふたばプロジェクト、カメヤマローソク
企画制作一般社団法人LOVE FOR NIPPON

富岡町「富あかり2024」

鎮魂と未来への希望を光に込めて、富岡町では「富あかり2024」が開催されます。
富岡第一小学校跡地で行われるこのイベントは、震災の記憶を照らし出し、復興に向けた光を灯します。

日時2024年3月11日(月)18:00~20:00
会場富岡町立富岡第一小学校跡地
主催一般社団法人とみおかプラス

浪江町「新町にぎわいマーケット」&キャンドルナイト

震災で一時的に居住人口がゼロとなった浪江町では、新たな企業との連携を通じて、まちづくりが再始動しています。新町通りは、かつての賑わいを取り戻し始めており、将来の可能性を秘めています。
この「新町にぎわいマーケット」は、「未来に向かいはじめた浪江町の姿」と「本来の浪江町らしい活気」の架け橋になりたい。という想いが込められたイベントです。
当日の夜には浪江町でのキャンドルナイトも開催される予定となっています。

※写真はキャンドルナイトの様子です。

日時2024年3月10日(日)11:00〜16:00、キャンドルナイト 18:00〜19:00
場所福島県浪江町 新町通り周辺
主催なみとも

これらのイベントは3月11日を契機に、震災の記憶と復興への願いを共有し、地域の絆を深める貴重な機会となります。参加を通じて、未来への希望を共に灯しましょう。