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5月は田んぼでリフレクション写真を撮影してみよう!

5月はツツジや藤、バラなど美しい花が咲く時期ですが田植えの季節でもあります。田んぼに水が張られるとそこは絶好のリフレクション(反射)写真撮影のスポットに変身します。今回は、田んぼでのリフレクション写真の撮影を初めて行う方向けに撮影のポイントをいくつかご紹介させていただきます。この記事がこれから田んぼでリフレクション写真の撮影をしたいと思っているあなたの参考になれば幸いです。
※リフレクション写真とは、水たまりなどの水面やガラスなど、物を映し出す表面に被写体を反射させて撮影した写真のことを言います。

1.二分割構図で撮ってみましょう

写真を上下、または左右で二分割にして撮影する構図を「二分割構図」と言います。
リフレクション写真の撮影において二分割構図で撮影することで、上下でシンメトリー(対称)な構図となり、まとまりの良い印象を与えることができます。
この時のポイントとしては水平をしっかりととることです。カメラやスマートフォン、どちらにも水平かどうかを確認できる「水準器」の機能がついているので、水準器で傾きを確認してから撮影してみましょう。

2.夕方や早朝に撮影してみましょう

夕方や早朝はマジックアワーと呼ばれ、幻想的な写真を撮ることができます。この時間帯は、光が柔らかく、風も少ないため、水面がより静かでクリアな反射になることも撮影におけるメリットになります。

3.様々な要素を組み合わせてみましょう

田んぼリフレクションの撮影では、ただ水面に映る風景を捉えるだけでなく、さまざまな要素を組み合わせてみることで、一層魅力的な作品が生まれます。例えば、通り過ぎる電車、歩いている人、または田植えを行う農機具など、動的な要素を含めることで、写真に生命を吹き込むことができます。

田んぼリフレクションの撮影は、日本の田園風景の新たな魅力を発見するとともに、写真技術を磨く絶好の機会です。この5月、早起きして、あるいは夕暮れ時に一眼やスマートフォンを持って、田んぼへ出かけてみましょう。浜通りには美しい田園が多くあるので、これを機に浜通りに足を運んでみてはいかがでしょうか?自然が織りなすアートに触れることで、日常の忙しさから離れ、心が洗われるような体験ができるはずです。