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8月に訪れたい、浜通りの花火とひまわり畑3選
夏の浜通りは、美しい花火と一面に広がるひまわり畑が観る人を魅了するスポットがいくつかあります。その中でもあまり知られていないけれど、おすすめな3つのスポットをご紹介します。
追悼福興花火 南相馬
「追悼復興花火 南相馬」は、地元の消防団と全国各地から集まったボランティアによって結成された「福興浜団」が主催となり、南相馬市原町区萱浜で毎年8月11日に行われる、東日本大震災の犠牲者を追悼する花火です。約2000発の花火が夜空を彩り、静かな夏の夜に祈りと復興への願いを届けます。
浪江町立野地区のひまわり畑
立野地区のひまわり畑は、春には菜の花、秋にはそばの花など、季節によってさまざまな花を楽しむことができるよう地域の皆さんが丹精込めて整備されています。特に夏には、一面に広がる黄金色のひまわりが訪れる人々を魅了します。
夏の風物詩として、さまざまな人々がカメラを手にして立野地区のひまわり畑を訪れます。まるで絵画のように広がるひまわり畑は、SNS映えする写真を撮影するにも絶好のスポットとなっています。
大熊町大川原地区のひまわり畑
大熊町大川原地区にある交流施設「linkる大熊」。その施設に隣接した約20アールの農地にひまわり畑があります。このひまわり畑は東京電力福島第一原発事故で休耕を強いられている農地の保全管理などに取り組む地元団体によって整備されていて、大熊町の夏の人気スポットとなっています。
夏の浜通りを彩る花火とひまわり畑の美しさを堪能しつつ、地域の人々の力強い復興への思いを感じることで、心温まる旅の思い出になることでしょう。ぜひ足を運んで、浜通りならではの素晴らしい風景を楽しんでください。